リアルタイム洪水予測システム「RiverCast」

NETIS登録番号 KT-220028-A

共同開発・共同特許技術を採用
登録番号 特許7021732

河川工事の、
安全と工程を両立する。

河川水位をリアルタイムに15時間先まで予測する

洪水予測システム「RiverCast」(リバーキャスト)

多くの導入実績

全国50地点以上で水位予測実施中

主要な地整工事で多数採用

河川工事の現場で、こんなことにお悩みではないですか?

  • 急な増水で作業中にケガ人が出てしまった
  • 急な増水で資材・重機が浸水してしまった
  • 夜・休日の間に資材・重機が流されてしまった
  • 増水対策の空振りが続くと、スケジュール通りに進められない
  • 増水からの退避を前日のうちに行いたいが判断が難しい
  • 休日に川の状況確認のために現場まで行くのが大変
  • 上流水位と天気予報から、現場での水位変化を推測するのが難しい
  • 堤防の中で作業しているから、わずかな水位上昇でも怖い
  • 自治体の避難情報を待っていては手遅れになる
  • 国の防災情報を見ているが現場での詳しい情報を入手できない
  • 雨の予報がしょっちゅう外れるからデータの解釈が難しい

そんなお悩みをお抱えなら、洪水を予測する
RiverCast(リバーキャスト)で解決できます

「いつ」「どこで」「どのくらい」の危険が迫っているのか?
洪水予測で増水のリードタイムを見える化できます!

RiverCastは今までの感覚に頼らない、合理的な意思決定を支援いたします。
土地勘がない現場でも安全対策は万全!

出典:東北地方整備局山形河川国道事務所より加工して作成

RiverCastを導入した現場では、こんな変化が起きています!

導入前

導入後

急に増水すると、
観測水位だけでは
退避時間を十分に
確保できない…

急に増水しても、
15時間先までの
洪水予測ができるので、
退避時間を確保
できるようになった!

公共の防災情報も
増えてきたが、
浅く広い情報しか
入手できない…

公共の情報に加えて、
ピンポイントな情報
を入手できる!

現場では常に
パソコンの画面を
見られない…

常にパソコンを
見なくても、
危ない時にメール
してくれるから安心!

現場ごとに状況が
違うので警戒したい
水位が変わる…

現場ごとに
オーダーメイド
水位予測や
アラート設定ができる!

雨の予報は
しょっちゅう
外れるので
当てにならない…

雨のハズレやすさも
幅と確率で確認
できるから
意思決定に最適!

なぜ、洪水予測が必要なのか?

近年、全国各地で今までにない豪雨が頻発しており、河川工事現場においても洪水予測による新しい安全管理が重要です。

なぜなら、現場における増水までのリードタイムの正確な予測はとても難しいためです。 河川ごとの特性を把握し、常に上流の水位・雨量データ等を監視する必要があります。

増水の見逃しは作業員や重機等を危険にさらしたり、逆に早すぎる退避判断は工期を逼迫したり、増水が河川工事に及ぼす影響は甚大です。

もちろん、増水を察知するための公共情報も充実してきています。 しかし、公共情報の対象は広域であり、水が堤防を超える大きな増水に着目しています。 そのため、必ずしも工事現場にそのまま適用できる情報ではありません。工事現場特有の危険な状況をいかに察知できるかが重要と言えます。

そこで、上記の課題を解決すべく開発したのがRiverCastです。

RiverCastは、流域全体の雨・上流水位・ダムの放流・潮位等の情報を自動取得し、常にオーダーメイドの水位予測計算を行います。

危険が迫ればアラートメールを配信するため、常に画面を観ていなくても増水までのリードタイムを正確に把握でき、 根拠に基づいた意思決定を実現できます。

だから河川工事に採用される!RiverCastの5つの特徴

  1. 高精度な予測アルゴリズム!
    退避時間の確保が可能

    最先端の数理工学技術を用いた高精度な洪水予測により、作業員・重機の退避時間を確保できます。流域全体の雨量を考慮しているため、急な増水を正確に予測できます。

    01
  2. 安心のメール配信!
    自動で情報共有が可能

    毎日決まった時間や、危険が迫ったときにメールが配信されます。トリガーとなる危険水位や超過確率はユーザーが自由に設定可能です。

    02
  3. インストール不要!
    ブラウザから簡単ログイン

    PCやスマートフォンから簡単にアクセスができます。現場にいなくても状況把握が可能です!
    モニター等を使えば、現場内のスムーズな情報共有にもお役立ていただけます。

    ※当社からの販売はしておりません

    03
  4. スピード導入!
    1ヶ月で納品可能

    発注から約1ヶ月でシステムのご提供が可能です。弊社独自の技術により通常半年以上かかる準備期間を大幅に短縮いたしました。

    04
  5. 落札後の発注で大丈夫!
    まずは無料お見積もりを

    まずは見積依頼(無料)をして、入札提案にお役立てください。施工場所さえお知らせいただければ、技術提案資料作成からお手伝いいたします。

    05

RiverCast × 公的情報で的確な意思決定を!

ご利用イメージ例:台風などの豪雨時

多くの導入実績

九州/北陸/関東/近畿/東北地整・中国四国農政局様等の発注工事に実績あり
100件以上の技術提案に採用
吉野川/太田川/荒川/白川/最上川水系/淀川水系/多摩川水系/筑後川水系/
中小河川多数 他
自治体の地域防災計画に採用

大河津分水路新第二床固改築Ⅰ期工事でご利用継続中!

鹿島建設株式会社 2020/3/16 プレスリリースより

大分210号赤岩西地区災害復旧工事では工事受発注者の双方から高評価!

・発注者:大分河川国道事務所様

・受注者:西松建設様

令和4年度 九州国土交通研究会【Ⅴ部門】発表資料より

西松建設様へのインタビュー記事も公開しております

お客様の

  • 各作業ごとに中止水位を設定して安全管理を行っている。
    細かく設定した水位に対して、それぞれメールを送ってくれるので現場に沿った運用ができている。

    先行導入企業
     施工管理者

  • RiverCastは大変役立っており、現場はアラートメールに沿って動いており、現場に無くてはならないサービスになっている。

    先行導入企業
     施工管理者

  • 万一、資機材が流出してしまったら、近隣への2次被害につながる恐れもある。空振りになってもいいから逃げておくという姿勢で臨んでいる。

    前田建設工業様
     工務主任

  • 事前に発注者と予測水位を用いた退避基準を定めて利用した。 空振りになるケースもあったが、客観的な数値に基づく退避実施であり発注者にも納得いただけた。

    西松建設様
    工事係

  • 残念ながら今回は落札には至らなかったが、
    RiverCastを入札提案に組み込んだおかげで安全管理の評価で1位を獲得した。

    見積依頼実施企業
    入札担当者

  • パット見でわかりやすいシステムなので、関係者に説明するときにも使いやすい。
    他方、地元住民へ予測情報を提供できないのが残念。法律の問題なので仕方ないが、そこで少し減点としました。

    先行導入企業
     現場担当者

  • これまでは気象情報から自分なりの予測をして中止判断などをしていたが、本工事では洪水予測システムにその部分を任せた。 システムがあってもなくても空振りがある。システムがあることで関係者の認識が揃ったり、判断が早く下せるのは便利。

    先行導入企業
     現場担当者

NETIS登録された新技術!

RiverCastは現場の水害リスク低減に寄与する新技術としてNETISに登録されました。
(NETIS登録番号 KT-220028-A)

新技術情報提供システムNETISとは

民間企業等により開発された新技術のデータベースであり、国土交通省が運営しています。 NETIS登録技術を採用することで、総合評価方式への加点や工事成績への加点が期待できます。

国土交通省NETISパンフレットより

導入検討・運用時の必要資料は弊社が作成します

圧倒的な低コスト高精度な水位予測システムをご提供

* 当社調べ(1地点当たりの費用を計算)
** 初期導入費 + 年間利用料

東京大学との共同研究による水位予測技術

RiverCastの予測技術は東京大学生産技術研究所と構造計画研究所との
社会連携研究部門「未来の複雑社会システムのための数理工学」との共同研究成果です。

予測技術に関する研究成果は、Nature Publishing Groupの総合科学雑誌「SCIENTIFIC REPORTS」に掲載されました。2020年で最もダウンロードされたTop100論文に選ばれ、世界的な評価を頂いております。

四国地方整備局徳島河川国道事務所様との検証事例

国土交通省の手法と比較してRiverCastの方が高精度であることが確認されました。

古屋ほか, R2四国地方整備局管内技術・業務研究発表会, 2020年8月4日

天気予報の外れやすさを“幅”“確率”で見える化

予測技術がいくら優れていようとも、雨の予報精度が悪ければ洪水予測も外れてしまいます。
RiverCastでは予測の外れやすさを“幅”と“確率”で見える化します。

本当にこの通りに
水位が上がるの?

幅と確率で天気予報の
外れやすさも確認できる!

よくあるご質問

  • 何時間先までの予測ができるのでしょうか?

    1時間刻み15時間先までの水位予測を行います。(30分更新)

  • 発注から納品まではどのくらいかかりますか?

    約1か月での納品が可能です。

  • アラート通知メールの送信先数に制限はありますか?

    送信先数に制限はございません。ただし、組織内のメールアドレスに限らせていただきます。

  • 中小河川に適用できますか?

    大河川だけでなく中小河川も適用対象となります。水位計測データさえあれば、流域の大きさにかかわらず高精度な洪水予測モデルの作成が可能です。

  • ダムや潮位の影響を考慮できますか?

    可能です。利用可能なデータを弊社で調査し、ご提案いたします。

  • NETIS登録はされていますか?

    はい。登録しております。資料ダウンロード・無料見積りより、入札提案にお役立てください。NETIS登録番号 KT-220028-A。

  • 大雨があった後で予測精度の振り返りは可能ですか?

    顕著な大雨に対しては当社エンジニアが予測精度の振り返りを行い、レポートを無料で作成いたします。

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