講演C-3
15:10 - 15:50 [質疑応答あり]
ライオン株式会社
サプライチェーン企画本部 デマンドサプライ統括部
加瀬 恭平 氏
山尾 ジキソン ヒデキ 氏
ライオンではデジタル技術を活用して高効率かつ柔軟性を持ったSCMを目指し、高度化取組みを行っています。ロジスティクス領域では先行情報活用や在庫最適化など、高度なSCM管理を目指しています。
その中で、課題の一つであった社内輸送の効率性について、『KKE/AdNeS』を活用することで配車計画の効率化と車両積載率の向上を実現しました。
本イベントでは、最適化ロジックの検討から実運用までのプロセス、輸送コスト削減に寄与した要素についてご紹介、及びライオンの目指す物流管理についてもお伝えいたします。
講演C-2
15:10 - 15:50 [質疑応答あり]
株式会社ジェイテクトサーモシステム
商品開発部 部長
藤山 周秀 氏
自身の研究開発テーマのQCD加速のために社内で一人CAEを活用し始めた。
活用効果が創出し始めるとより幅広いシーンで利活用すべきとの意識変化が生まれ始め、苦難ありながらもCAE専任組織体制や計算環境が徐々に整い、レベルアップを図ってきた。
導入当初から社内の機運を高めるために、CAE効果の見える化に取り組み、意識を変え業務プロセスを変えてきた具体的な取組み事例を紹介する。
さらに最小の投資で効果を最大化するため、いち早く取り組んできたクラウドCAE環境の利活用によるQCD創出効果についても紹介する。
講演C-1
15:10 - 15:50 [質疑応答あり]
トヨタ紡織株式会社
生産技術本部 生技開発領域 副領域長
平 傑 氏
トヨタ紡織には国内13事業所に旧耐震・新耐震建物が69棟あり、東日本大震災以降、耐震シナリオを見直しながら耐震対応を進めてきました。
一般的な耐震補強ではコスト・納期が膨大で現実的でなく、また地盤状況や構造・形状が全く異なる建物に対して一律の耐震性能を目標とする事に疑問を感じていました。
そこに新たな知見であるシュミレーション技術を活用することで、地盤や建物ごとの特性を考慮した耐震性評価が可能となり、コスト・納期の課題もクリアできました。
こうした対応について社内合意プロセスも含めご説明します。
講演B-3
14:00 - 14:40 [質疑応答あり]
新旭電子工業山梨株式会社
生産技術部 生産技術課 課長
管理部 総務・経理課 システム係 係長
武井 豊 氏
佐野 由紀子 氏
当社のメイン製品であるビルドアップ配線板は同じ工程を複数回まわるような複雑な生産プロセスであるがゆえに生産計画策定が難しく、仕掛品の渋滞が常態化していました。
これを解消する仕組みとして2021年10月より生産管理システムADAPの導入に取り組んでいます。
本セッションではADAPを選定した経緯、導入段階での苦労、稼動後に見えてきた効果について紹介します。
講演B-2
14:00 - 14:40 [質疑応答あり]
株式会社村田製作所
通信・センサ事業本部 通信モジュール事業部 ミリ波商品部 プリンシパルリサーチャー
上田 英樹 氏
ミリ波の通信機能を実装するためには、アンテナとRFICを一体化したアンテナ一体型モジュール(AiM)が用いられる。
AiMの放射指向性の評価はOver The Airで実施され、数10分から数時間を要する。
また、アンテナを含むRF回路は基板の導体パターンのみで実現され、実装部品によるチューニング等は行われない。
つまりAiMの設計を実験的に行うことは困難であり、電磁界をはじめとしたシミュレーション技術が不可欠である。
講演では上記背景をもとに、ミリ波帯におけるシミュレーションの活用事例を紹介する。
講演B-1
14:00 - 14:40 [質疑応答あり]
三菱電機株式会社
プラント建設統括部 計画部 社会システム企画課 主任
安木 俊之 氏
三菱電機では、プラント工事部門からウェアラブル型3D計測サービス NavVisの活用を始め、機能のカスタマイズを行ったMELCO MEBIUSとして社内の展開を図ってきました。
現在では、プラント工事に限らず社内工場におけるデジタルツインの構築から、生産性の改善ツールとしても活用を進めております。
今回は従来の3D計測システムとの違いから、カスタム機能も含めた社内工場での活用事例、シミュレーションSWとの連携の紹介とともに、三菱電機における今後のNavVisを活用した展開方針について紹介します。
講演A-3
13:00 - 13:40 [質疑応答あり]
MTK株式会社
品質管理部(お客様品質技術サービス担当) 係長
坪井 孝太 氏
当社では、現在「作業」からの脱却を目指し、一つの手段としてIATF16949:2016の認証取得プロジェクトを推進しております。
本プロジェクトを推進するにあたり、当社の推進体制や実際の苦労をどのように解決してきたか、実体験に基づいたお話しをさせていただきます。
また、IATF16949に必要なコアツールの活用やその仕組み作り、品質マネジメントシステムソフトウェア「e1ns」の活用について、当社が実現しようとしている内容をご説明いたします。
講演A-1
13:00 - 13:40 [質疑応答あり]
共英製鋼株式会社
本社生産企画部 上席執行役員 生産企画部長
上道 雅丈 氏
共英製鋼株式会社は、電炉による鉄製品のリサイクルを通じた資源循環型社会の実現に取り組んでいます。
本講演では、資源循環型社会を支える電炉による鉄鋼事業、環境リサイクル事業での同社の先進的な取り組みをご紹介します。
さらに、持続可能な成長を目指す設備投資戦略や、物流2024年問題への対応、データ活用による経営基盤強化など、製造業が直面する課題への具体的な取り組み事例を中心に、「持続可能な社会の実現」に向けた取り組みをご紹介します。
講演A-2
13:00 - 13:40 [質疑応答あり]
アンリツ株式会社
環境計測カンパニー営業本部 第1営業部 課長
佐々木 聖志 氏
製造業をはじめとする産業現場では、効率化や省人化などの課題を背景にスマート化やDXが加速しています。
タブレットPCやセンサー、ロボットなどデータをやり取りする機器が増加する中、より柔軟かつ高速に通信をするための「ネットワークの無線化」に注目が集まっています。
一方で、無線電波は目に見えないため思わぬトラブルが生じやすく、そのトラブルの原因究明と解決が難しいという課題もあります。
本講演では、工場無線をはじめとする産業無線の現状と課題、そしてアンリツが提供するソリューションを紹介します。